良い補修は、最初の工具を出す前から始まっています。先に記録しておかないと、チームは不具合のパターンを失い、オーナーは何が起きたかを把握しにくくなり、後日のトラブルシュートにも使いづらい記録になります。
PVC と TPO の屋根では、漏水が元の場所から離れて現れることが多いため、この記録が特に重要です。
以下を基本として記録します。
広い範囲、損傷部、故障点、周辺の納まりを撮ります。
写真は一枚で終わらせず、少なくとも「全景」「中景」「近景」の3段階で残すと後で役立ちます。全景はどの屋根面にあるか、中景はどの系統の部位か、近景は損傷の形を示します。メジャーや矢印を入れておくと、後で長さや広がりを比較しやすくなります。
記録には、写真に写らない情報も一緒に残します。たとえば、発見した日時、直前の天候、前回補修の有無、同じ位置で繰り返しているかどうか、雨の後に水がどこへ流れたか、といったメモです。これがあると、単なる見た目の記録から、原因を追える記録に変わります。
この比較をしてから補修すると、局所で済むのか、周辺を広く見るべきかの判断がしやすくなります。補修前の記録は、工事の品質管理だけでなく、次回の点検にもそのまま使えます。
短くても正確な記録は、局所補修で済むのか、より広い応力帯まで見るべきかを判断しやすくします。
補修前に屋根の損傷を記録する方法 は「屋根用メンブレン FAQ」に関するナレッジ記事の一つで、製品選定、施工、または案件計画に役立つ屋根用メンブレンの実務情報を紹介しています。
この記事は、屋根工事会社、防水会社、仕様検討担当者、案件チームなど、製品選定や問い合わせの前にメンブレンに関する判断材料を必要とする読者に役立ちます。
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