塩ビ防水シートの漏水補修は、単に穴をふさぐだけでは不十分です。原因が残ったままだと、同じ場所からまた水が入ります。
小さな損傷で、周辺の納まりが安定しているなら、局所補修で対応できることがあります。ただし、表面が清潔で乾燥していることが前提です。
局所補修が向いているのは、損傷の境界がはっきりしていて、下地や近くの納まりがまだ安定しているときです。たとえば、単独の小さな穴、軽い切れ、1か所だけの弱いシームなどは、早めに対処すれば広がりにくくなります。ここで大切なのは、見えている点だけを見ないことです。PVC は表面の見た目よりも、周辺の汚れ、湿気、動きの影響を受けるからです。
このような場合は、単純な補修では十分ではありません。小さなパッチを何枚も重ねるより、負荷が集まっている部分を外したほうが長持ちします。特に、立ち上がり、貫通部、排水部、端部の近くでは、原因が一点ではなく複数の要素にまたがっていることがあります。
塩ビ防水では、「穴をふさぐ」だけでなく、弱い部分全体を直すことが重要です。原因が残れば、同じ場所からまた漏れます。補修の前後をきちんと比べることが、再発を減らす近道です。
塩ビ防水シートの漏水補修方法 は「屋根用メンブレン FAQ」に関するナレッジ記事の一つで、製品選定、施工、または案件計画に役立つ屋根用メンブレンの実務情報を紹介しています。
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