PVC/TPOシートで最も多い不具合の一つがシーム不良です。最初は大きな開きではなく、溶着不足や汚れ、動きのある部位での負荷から始まることが多いです。見た目は小さくても、雨や温度変化をきっかけに症状が広がることがあります。
シーム不良は、直線の長い部分だけでなく、角、立ち上がり、貫通部、設備まわりなどの複雑な納まりでも起こりやすいです。こうした場所は熱、圧力、下地の動きが重なりやすく、施工時に小さな差がそのまま弱点になります。
施工直後は問題が小さく見えても、数回の雨や強い日射のあとに線が開くことがあります。そこで、溶着線の連続性、端部の浮き、汚れの付着、雨後の湿り方を確認しておくと、早い段階で異常を見つけやすくなります。
一か所だけなら局所補修で済むこともありますが、同じラインで再発する、近くの別の部分でも弱さが見える、あるいは写真を並べると悪化が分かる場合は、単なる表面処理では足りません。原因を取り除くには、施工方法、周辺納まり、下地の状態まで見直す必要があります。
シーム不良は単なる穴あきとは違います。周囲の納まりも含めて確認する必要があります。
PVC/TPOシートのシーム不良:原因と症状 は「屋根用メンブレン FAQ」に関するナレッジ記事の一つで、製品選定、施工、または案件計画に役立つ屋根用メンブレンの実務情報を紹介しています。
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