たまり水は、低勾配屋根やフラット屋根ではよく見られますが、無視してよいわけではありません。水が残ると、防水シートとディテールの挙動が変わります。継ぎ目が長く湿ったままになり、低い部分に負荷がかかり、実際の漏水箇所が見えにくくなります。
PVC と TPO の屋根では、たまり水は排水ストレスを示すサインです。漏れそのものではなくても、既存の弱点を早く表面化させることがあります。
たまり水は次のような影響を与えます。
雨後に水が残るなら、屋根は長く湿潤状態にあることになり、時間の経過とともにディテール不良の可能性が高まります。
多くの場合、次のいずれかです。
まずは最も低い場所から確認します。
毎回同じ場所に水が残るなら、問題は偶然ではなく、構造か排水にある可能性が高いです。
たまり水があると、メンテナンス計画が変わります。慢性的に水が残る屋根は、特に継ぎ目や遷移部で点検頻度を増やす必要があります。単に漏れを塞ぐだけでは足りません。
たまり水の最良の対策は、膜材の状態だけでなく排水も改善することです。同じ場所に水が残り続けるなら、屋根はその弱点にずっと負荷をかけ続けます。
フラット屋根のたまり水 は「屋根用メンブレン FAQ」に関するナレッジ記事の一つで、製品選定、施工、または案件計画に役立つ屋根用メンブレンの実務情報を紹介しています。
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